デフォルトでは、Liferay Workspaceはresolve
タスクを独立した実行可能ファイルとして提供します。Target PlatformのGradleプラグインによって提供され、他のGradleプロセスには統合されていません。これにより、デフォルトのビルドプロセスに含めたくないものを課すことなく、Gradleビルドを制御できます。
しかし、デプロイメントの前にモジュールプロジェクトのエラーをチェックする場合は、ビルドプロセスにresolve
タスクを含めると役立ちます。プロジェクトを標準ビルドとは別にした状態で解決する代わりに、すべてを一度にビルドして解決できるからです。
これを行うためにLiferay Workspaceで推奨しているパスは、このタスクをデフォルトのcheck
Gradleタスクに追加する方法です。check
タスクは、ワークスペースにデフォルトで提供されたJavaプラグインです。 resolve
タスクをcheck
ライフサイクルタスクに追加すると、検証のためにcheck
タスクを通常実行するCIおよびその他のテストツールで実行されるresolve
タスクも促進されます。もちろん、Gradleのbuild
タスクもcheck
タスクに依存しているため、gradlew build
を実行してリゾルバも実行することができます。
check
タスク中にresolve
タスクを自動的に呼び出すには、ワークスペースのルートbuild.gradle
ファイルを開き、以下のディレクティブを追加します。
check.dependsOn resolve
すべてのモジュールをグローバルのcheck
に含めたくない場合は、ワークスペース内の特定のプロジェクトに対してこれを設定することもできます。
resolve
タスクがすべてのGradleのビルド時に実行される場合は、リゾルバによって報告されたエラーがある場合にビルドの失敗を防止する方法があります。これを行うには、ワークスペースのルートbuild.gradle
ファイルを開き、以下のコードを追加します。
targetPlatform {
ignoreResolveFailures = true
}
これにより、ビルドに失敗することなく、障害が報告されます。これは、ワークスペースのルートbuild.gradle
ファイルでのみ設定できることに注意してください。
お使いのGradleライフサイクルでresolve
タスクを実行する方法は、以上です。